オブジェ・ポーズ人形
| 《それでちゃんと見えてるの？》 小さい頃、母であったか伯母であったか・・・大人の女の人に言われた言葉 その言葉には、幼子にもわかるくらいの侮蔑的な響きがあった 私は、何度も鏡をのぞき込んだ 何度も、何度も、何度も、自分の目を見た そこには一重と二重のアンバランスな目があった 一重の目を指で押し広げて、自分の視野が変わるか試してみた 何度も、何度も、何度も・・・・・ 見えている世界は、何も変わらない 鏡に映る私は何も変わらない 何度見ても、そこには当惑した私がいた とても左右の目の大きさの違う私がいた 私はまだ幼くて、自分の感情がわからなかった 私は良い子だった 私は泣きもせず、怒りもせず・・・・ 傷ついた自分を飲み込んだ そうして、私は自分自身に烙印を押した。。。。。 |
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| 《まだ人を喰っていない》 森の中には棺が安置されていた。 棺の中には、ピンク色のドレスを着た金髪の少女が納められていた。 少女は美しく、まるで人形のようだった。 「そいつはまだ人を喰っていないから綺麗なままだ。 俺が知っている中で一番きれいな死体だよ」 と、番人は言った。 2017年2月25日の夢より。。。。 |
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